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カラヴァッジョ 天才画家の光と影
2011年03月09日 (水) | 編集 |
“貴方は、貴方の絵と同じ。
光の部分は、限りなく美しく、影の部分は、罪深い”


カラヴァッジョの絵画のように、光と影のコントラストが美しい映画です。

カラヴァッジョ天才画家の光と影01
16世紀イタリアを代表するバロック絵画最大の巨匠カラヴァッジョ。
華やかなルネサンスが終焉した時代に、徹底した写実描写、劇的な明暗対比や感情表現で数々の傑作を遺し、多くの人を魅了した画家、カラヴァッジョ。情熱的に愛し、自身の信念を貫くために闘いを挑み、そのために多くの敵を作った彼の人生はローマ、ナポリ、シチリアへと流転する。絵画の依頼主であったヨーロッパ貴族による教皇の座をめぐる争いの中、ある時は時代の寵児に、ある時は反逆者の烙印をおされる。

→公式サイト:http://caravaggio.eiga.com/


彼の描いた絵に「ロレートの聖母」というものがある。

カラヴァッジョ天才画家の光と影02 

イタリア東部のロレートという町。そこにイスラエルのナザレにあったキリストの生家が飛来したという言い伝えに倣って描いた作品である。貧しいが信仰心にあつい農村の親子が聖母とキリストに会うため、遠い道のりを歩いてやって来たという場面。これを、迫真の写実描写をもって描いている。
徹底的な写実性、光と影が織りなす明暗により、神聖さ、静けさを感じる絵だが、
聖母や巡礼者が、あまりに俗世の人間に近すぎると非難されることもあったようだ。
時の権力者、教会や貴族が、望んだものは、権威の光。
カラヴァッジョの絵は、光と闇の真実を、あまりにも映し出しすぎた、
と、いうようなストーリーになってます。


カラヴァッジョは、激情型の、けんかっぱやい人で、
描いては、感情を高ぶらせ、描いては、感情を高ぶらせ、です。
彼の残した絵の人々は、苦痛に満ちている。
光によって現れる人間の皮膚、肉体、感情までをもリアルに描き出すには、
自らも、生々しい怒りや痛みにとりつかれなければならなかったのかもしれない。

カラヴァッジョ天才画家の光と影06

カラヴァッジョ 天才画家の光と影 2007年【伊・仏・スペイン・独】133分
CARAVAGGIO
監督:アンジェロ・ロンゴーニ
出演:アレッシオ・ボーニ、クレール・ケーム、ジョルディ・モリャ、パオロ・ブリグリア、ベンヤミン・サドラー、エレナ・ソフィア・リッチ、サラ・フェルバーバウム、マウリツィオ・ドナドーニ、フランソワ・モンタギュ
★★★★☆(4.0)
カラヴァッジョ~天才画家の光と影~【完全版】 [DVD]

カラヴァッジョ天才画家の光と影04
■ゴリアテの首を持つダビデ

カラヴァッジョ天才画家の光と影05
■ホロフェルネスの斬首

◎関連記事→デレク・ジャーマン監督『カラヴァッジオ』(1986年製作)
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