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ネスト
2011年05月04日 (水) | 編集 |
ケビン・コスナー デビュー30周年記念作品、これが ( ̄□ ̄;)!!

ネストTheNewDaughter_DVD

妻と離婚したジョン(ケヴィン・コスナー)は、反抗期の娘ルイーサ(イバナ・バケロ)と7歳の息子サム(ガトリン・グリフィス)を連れてサウスカロライナ州マーシーへと引っ越す。田舎町の人里離れた場所にある一軒家で新生活がスタートするが、その家はどことなく普通の家とは違っていた。引っ越しの翌日、ルイーサは家のそばにある古墳のような奇妙な塚を発見する。

さみしさを抱える子供たちに、どう接していいのかわからないケビンパパ。特に、思春期の娘は、むずかしく、ちっとも、自分の言う事をきいてくれない。

実は、反抗期のように見えていた娘は「塚に棲むもの」に囚われてしまっていたのだった。
娘の変化に気づいてやれなかった父が、今、立ち上がる。
がんばれ、ケビンパパ!
がんばれ、ケビン!
ケビン・コスナー復活をかけ挑むかのような作品なのです。

監督は、『REC/レック』の脚本を手掛けたスペインの奇才ルイス・ベルデホ。製作は、『エクトプラズム怨霊の棲む家』のポール・ブルックス。アイルランドの作家ジョン・コナリーの短編小説を、ミステリアスな脚本に仕上げたのは新鋭脚本家ジョン・トラヴィス。
キャステングにも、気合いが、はいっており、娘役ルイーサには『パンズ・ラビリンス』の美少女イバナ・バケロ。その弟サムには『チェンジリング』でアンジェリーナ・ジョリーの息子を好演したガトリン・グリフィスを起用しています。

そういう作品なんですが、どうも、中途半端。ケビン・コスナー向けに家族ドラマ風に脚本を書いたせいだと思うけど、少女と塚のリンクを描き方が、しっくりこないなぁ。塚に棲む者たちもパッとしない。父親、娘、塚人、この三者の噛み合わせが悪い印象でした。

結果、人気低迷中のケビン・コスナーの現状を、
そのまま、現してるような作品になってしまいました。
正直言うと、ケビン主役じゃなく、少女主体の話にした方がスリルあると思う。

ネスト The New Daughter 2009年【米】108分
監督:ルイス・ベルデホ  原作:ジョン・コナリー
主演:ケビン・コスナー、イバナ・バケロ、ガトリン・グリフィス
★★★☆☆(3.0)
ネスト [DVD]
ネストTheNewDaughter_Photo1

◎関連記事 この3作品は、おすすめ
→『REC/レック』『エクトプラズム 怨霊の棲む家』『パンズ・ラビリンス
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