2011年07月09日 (土) | 編集 |

解説:阪神・淡路大地震から15年。NHKで放映され、視聴者から多くの感動の声が寄せられた、渡辺あや脚本による人間ドラマの再編集バージョン。“追悼のつどい“が行われる前日に神戸で偶然出会った男女。ふたりは震災15年目の朝を迎えるまで共に過ごすことになる。主演は、実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子が務める。
神戸出身の森山未來と佐藤江梨子。当時、子供だった二人は、今、東京で生活してる。その二人が、再び、神戸の夜の街を、ただ歩く。これが、すごい。
当時、まっくらで、人家の灯りなくて、余震の中、夜、歩くなんて、恐ろしくてできなかったです。森山未來と佐藤江梨子は、歩いていて、ものすごく、奇妙な感覚に襲われていくのではないかと思います。
それが、すごく良く出ていて、
観てる自分も、今は、夜の街を平然と歩いている。
これは、なにかおかしい、愕然とした感覚に襲われた。
神戸ルミナリエに行くと、灯りの下に包まれていることにすごく幸せを感じるのと同時に、引き戻されていく感覚を感じるんですけど、そんな感じのするドラマでしたね。
その街のこども 劇場版 2010年【日本】83分
監督:井上剛 脚本:渡辺あや『ジョゼと虎と魚たち』
出演:森山未來、佐藤江梨子、津田寛治
★★★★★
その街のこども 劇場版 [DVD]

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