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ブラジルから来た少年
2011年09月17日 (土) | 編集 |
ナチの悪魔的な博士の恐るべき計画の行方を追う戦慄のサスペンス。

ブラジルから来た少年

ストーリー:アウシュビッツ収容所で死の天使と言われたメンゲレ博士が、ナチスの残党と共にある計画を発動した。それは、アメリカとヨーロッパにいる、94人もの人物を殺害する、というものだった。そしてそれは、ナチスの復活を告げる悪魔の計画でも あった……。

原作は『死の接吻』『ローズマリーの赤ちゃん』のアイラ・レヴィン。監督は『猿の惑星』のフランクリン・J・シャフナーです。

戦後、南米に潜伏していたナチのメンゲレ博士(グレゴリー・ペック)が、不穏な活動を開始。それを、追っていた青年が、殺される。リーバマン(ローレンス・オリヴィエ)というナチスの残党を追う人物が、メレンゲ博士の計画に迫っていくサスペンス。
明らかになる計画は、アウシュビッツで行なわれた人体実験を引き継ぐもので、ひぇ~~という恐ろしいものです。ナチスを現代に蘇らせようという悪魔の企みだが、DVDパッケージで、完全にネタばれされてしまっていた。読んでしまっていたので、衝撃を受けれなかったなぁ (-_-#) なにも知らないで、観たかった。
謎めいて、静かに進んでいく話で、雰囲気は、良かったですよ。

※Wikipediaによると、ヨーゼフ・メンゲレというのは、実在したナチの人物。第二次大戦中にアウシュヴィッツで勤務。収容所の囚人を用いておよそ学術的価値の認められ得ない人体実験を繰り返し行った。人種淘汰、人種改良、人種の純潔、アーリア化を唱えるナチス人種理論の信奉者。戦後は南アメリカで逃亡生活を送り、ブラジルで海水浴中に心臓発作を起こし死亡した。と、いうことだそうです。

ブラジルから来た少年 THE BOYS FROM BRAZIL 
1978年【米】124分劇場未公開
監督:フランクリン・J・シャフナー 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
原作:アイラ・レヴィン ブラジルから来た少年 (ハヤカワ文庫 NV 286)
出演:グレゴリー・ペック、ローレンス・オリヴィエ
★★★☆☆(3.5)
ブラジルから来た少年 [DVD]
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