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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
アジャストメント
2011年09月26日 (月) | 編集 |
『我々は、自らの運命を支配しているのか?それとも、運命が我々を支配しているのか?』この永遠のテーマともいうべき運命について「運命は、すべて第三者によって操作されている」という、全く新しい切り口から迫ったサスペンス大作。


主演は、ボーンシリーズで目覚ましい飛躍を遂げ、ハリウッド屈指のスーパースターとして活躍するマット・デイモン。CIA、国防総省と、巨大な力を持つ存在に単身立ち向かってきた彼が、今度は自らの「運命」に立ち向かう。原案は、フィリップ・K・ディック。これ以上無いキャスティングとアイディアが融合し、全く独創的で予測不能のストー リーが、ノンストップで展開していく。

アジャストメント_Poster

ある局員のつぶやき・・・
運命調整局員だって、疲れるんだよ。
理由も知らされず、上の命令を実行するだけだぜ。
ちょっと、居眠りしたからって、上司には、がみがみ言われるし。
やってられるかよ。
たまには、さからってみたくなるってもんだよ。
人間って勝手でいいなぁ、みたいな感じの映画に思いました。

この原作は読んでませんが、フィリップ・K・ディックなので、テーマは、自分は、本当の自分なのか?です。主人公どころか、天使さん?だって悩んじゃう。自分を疑い捜し求めるボーンシリーズのマット・デイモンをキャステイングしてるのが、愉快ですよね。

アジャストメント The Adjustment Bureau 2011年【米】106分
監督・脚本:ジョージ・ノルフィ、原案:フィリップ・K・ディック アジャストメント―ディック短篇傑作選 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-20) 
出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント、テレンス・スタンプ、アンソニー・マッキー
★★★☆☆(3.0)
アジャストメント(デジタル・コピー付) [Blu-ray] アジャストメント [DVD]

◎ディック映像化作品
●ブレードランナー(1982年)「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
●トータル・リコール(1990年)「追憶売ります」
○バルジョーでいこう!(1992年フランス)「戦争が終り、世界の終りが始まった」
●スクリーマーズ(1996年)「変種第二号(人間狩り)」
クローン(2001年)「にせもの」
●マイノリティ・リポート(2002年)「マイノリティ・リポート」
●ペイチェック 消された記憶(2003年)「ペイチェック」
スキャナー・ダークリー(2006年)「スキャナー・ダークリー」
NEXT-ネクスト-(2007年)「ゴールデン・マン」
●アジャストメント(2011年)「調整班」
※●=観た、○まだ観てない
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コメント
この記事へのコメント
こんばんは☆彡
中々、鑑賞被る作品がなくて(^^;ちょっぴり、ご無沙汰です。
やっと涼しくなり、過ごしやすくなりましたね(^_-)-☆

さて、この作品なんですが、私にはちょっと肩透かしな作品と
なってしまいました(ーー;)
SFと言うより、なんか恋愛映画みたいで(^^;

>自分を疑い捜し求めるボーンシリーズのマット・デイモンを
キャステイングしてるのが、愉快ですよね。

あっ!確かに!言えてる!(笑)

2011/09/27(火) 01:14:38 | URL | ひろちゃん #0FtB7ubA[ 編集]
>ひろちゃんさん、こんにちは
最近は、古い作品も観たりしてるので、
なかなか被らないですね。

内容は、わかりやすくラブロマンス系でしたね。
主人公や第三者機関の人が、自分に問いかけていく話になっていて、
視点は面白く、思いました。
ボーンシリーズの続きみたいな感じで、僕は、楽しく観てました。

SFと思って観ると、肩すかしかもしれないですね、
フィリップ・K・ディックの原作映画は、
はちゃめちゃなのが多いんですよ。
真面目に作ると、すごい地味な作品になるんです。
2011/09/27(火) 16:07:45 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
こんばんはー^^
わたしは案外ドジで一生懸命なおっさんの天使たちが良かった!
姿はかっこいいのにねぇ。悩んでるし^^;

マット・ディモンが案外帽子が似合わないのと、エリースの相手が気の毒で><。
2011/09/29(木) 22:22:50 | URL | みすず #qx6UTKxA[ 編集]
>みすずさん、こんにちは!
なるほど、局員のおっさん側の目線で。
人間相手に、なんかお間抜けでしたねー
私も、局員さん目線で、楽しんでしまいました。
もうちょっと、働いてる方に、誇りを持たせられるように、
仕事を与えてあげないと。あのお役所仕事では、悩むと思いましたよ。
2011/09/30(金) 00:45:14 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
kinoさん、こんにちは!
運命は全て神の配剤、神様の思し召しと考えている
欧米の人には、アッサリと入り易い物語だったでしょうね。
それに逆らう人間や天使がいたっていいですよね~

局員達、普通のサラリーマンみたいで、
エンジェルって言うのと程遠い感じで、おかしかったです。
深く考えずにスピーディーな展開を楽しめる作品でした。

原作者の本は、かなり多く映像化されてるんですね!
私もけっこう観たものがありました。知らなかった~
2011/10/17(月) 18:08:10 | URL | YAN #9L.cY0cg[ 編集]
>YANさん、こんにちは!
天使なのか、運命管理組合なのか、よくわからないんですけど、普通の役人みたいで面白かったです。マットデイモン=人間側の話は、いたって普通で、あまり面白くはなかったですね。

フィリップ・K・ディックは、ちょっと小難しい感じですよ。
テーマは、だいたいにおいて、自分なんですよね。
ぶっ飛んで作ってあるトータルリコールが、大好きです。


2011/10/17(月) 22:57:43 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
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