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アリス・クリードの失踪
2012年04月19日 (木) | 編集 |
アリス・クリードの失踪というタイトルが、秀逸。

アリス・クリードの失踪写真1
解説:「ディセント2」の脚本を執筆したJ・ブレイクソンの長編監督デビュー作。ある誘拐事件の犯人たちとその被害者の顛末を描く。登場人物はたったの3人、場所もほとんどが拉致された部屋で進行するなど、低予算映画であることは画面からも伝わってくるが、それを逆手に取ってキャラクターを掘り下げてサスペンスを生む手腕は、随所に才気が感じられる。

これは、ネタバレで書きますので、未見の方は、ご注意ください。

ある資産家令嬢誘拐事件。
容疑者一味と推定される男二人の遺体は発見されるが、
被害者アリスの姿はどこにもなかった。
アリスの消息は?
アリス・クリード誘拐事件は、
謎を残したまま、捜査打ち切りとなった・・・
と、いうような
事件があったとしよう。

その事件の真相、
犯人は誰で、ここで、いったい、何が起こったのか、
を見せていくような内容の映画だ。

よく無意味な現在シーンからの回想で始まる映画って多いけど、
この映画には、そんなもんは入れていない。
時系列を入れ替えたり、挿入したりとか、つまらん小細工は、なし。
脚本家監督らしく、そこにある三人三様の感情こそ物語だという感じに、
堂々と人間ドラマで勝負してきている。


結局、事件の真相、そこにあった感情というのは、
誰にもわからないものなのだ。
被害者が失踪してしまい、容疑者らしき人物も死亡。
どういう関係の三人だったのか。四人目の人はいたのか。
すべては、闇の中。

被害者女性と犯人二人、の視点のみで語られてるのに、
タイトルだけ、外部の視点みたいな雰囲気と、なっている。
非常に面白いですね。

アリス・クリードの失踪 THE DISAPPEARANCE OF ALICE CREED 
2009年【英】101分 初公開:2011/06/11、DVD発売日:2012/01/27
監督・脚本:J・ブレイクソン
出演:ジェマ・アータートン/エディ・マーサン/マーティン・コムストン
★★★★★(4.5)いさぎよい脚本で気に入りました。
アリス・クリードの失踪 [DVD]
アリス・クリードの失踪ポスター

◎関連記事→『ディセント2

☆おすすめ映画
この作品を観て思い出すのが、「マトリックス」で有名なウォシャウスキー兄弟の初監督作品『バウンド Bound』(1996年・米)です。ボーイッシュな女とセクシーな女が登場、隣り合った二つの部屋のみで展開するという、たいへんスリリングな心理サスペンスです。
バウンド Bound_S_Photo


ひさびさの更新でした。今後も、超スローペースでの更新になるかと思います。
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誘拐される女と、誘拐犯の男2人。冒頭からテンポ良い画さばき、相当用意周到な計画のよう。出てくるのは3人のみ。だからこそ、ある意味でこの3人の関係性をうっすら~と感じ取れるものではありました。 誘拐監禁されたアリスは、まず裸にされるのですが襲われるのでは?...
2012/04/19(木) 09:37:26 | いやいやえん
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