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君の望む死に方 WOWOW/ドラマW
2012年05月24日 (木) | 編集 |
前作「扉は閉ざされたまま」の続編。
石持浅海原作による同名小説のドラマ化です。

君の望む死に方_松下奈緒
碓氷優佳役は、黒木メイサから、松下奈緒にバトンタッチ。

ソル電機の社員研修が催され、若手の有望社員たちが高原の保養所に集合した。秘書の優佳(松下奈緒)は、数か月前に社長の日向(夏八木勲)に届いた「16年前の報いを受けよ」という脅迫状が気がかりだ。

実は、ソル電機社長・日向は、余命六カ月のガン告知を受けていた。
彼は、病死ではなく、自らが望む死の形をむかえたいと思惑。
その計画のために開いた若手社員研修会なのであった・・・

あの事件から3年、現在、優佳は、ソル電機社長秘書とて勤務しています。
行動心理学を学んだエキスパートなのだが、
前回の事件で精神的に病んでしまったんでしょうか、
始終、心配顔で、ちょっとした異変にも過剰反応。
なんか変だなぁ。
演出面のせいもあると思いますけど、
表情に乏しい松下奈緒じゃ役不足かなーと思う。

おじゃま虫、優佳が、
社長の計画を狂わせていく、といった筋書きで、
これは、事件を起こさせようとする者と、防ごうとする者の読み合い。
ズケズケと、ものを言うウザい秘書キャラが、
うまく事件に絡んでもらわないと、面白くないんじゃないかな。

結局、優佳は、推理するわけでもなく、
勝手に事件が進んでしまうだけなんですよ。
原作は読んでませんが、普通のミステリーみたいな脚本・演出にしてしまうと、面白いくないという気がしました。観終わって、もやもやする作品です。

2008年3月30日、WOWOW「ドラマW」で放送。
監督:香月秀之 原作:石持浅海 君の望む死に方 (祥伝社文庫)
出演:松下奈緒、夏八木勲、窪塚俊介、大杉漣、奥貫薫
★★☆☆☆ もっと、不真面目に作った方がいいでしょう。
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