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恍惚
2012年09月13日 (木) | 編集 |
もっと話して・・・その続きを。

恍惚_ポスター

解説:フランスの2大女優、ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアール共演のドラマ。夫婦関係の危機に陥った主婦が、娼婦を雇って夫を誘惑させ、情事の一部始終を報告させようとする。ファニー・アルダンが倦怠期の熟年主婦を、エマニュエル・ベアールが魅惑的な娼婦をそれぞれ好演。男女愛の本質と女の性を深く掘り下げながら、思いがけないラストへと突入するストーリー展開が注目だ。

それは、想像から始まっていく物語。
夫の不貞を疑うセレブマダム・カトリーヌが、
会員制娼婦マルレーヌに、夫を誘惑させ、それを報告させていく。

米国リメイク『クロエ』が、面白かったので、このフランスのオリジナル版『恍惚』を鑑賞してみた。オリジナルは、たいへん奥深く、目指してるものが違う、というように思います。

恍惚_ファニー・アルダン

カトリーヌは依頼にあたって、
外国語を勉強している普通の女性「ナタリー」の役を、
マルレーヌに与えます。
この架空の人物は、気位の高い彼女の欲望の代理人みたいなもので、マルレーヌの口から語られる、あからさまな痴態は、マダム・カトリーヌを激しく動揺させます。ナタリーになりきって語る娼婦マルレーヌにも、変化が生じてきて、自分の中に、ナタリーと違う女性が目覚め感じてきていることに、気づいていきます。
「ナタリー」という三人目の人物の存在が、
二人の距離を接近させていくという不思議な感覚の物語です。

恍惚_エマニュエル・ベアール

エマニュエル・ベアールは、この映画では、脱ぎません。直接的な官能シーンはいっさいなし。セリフによる想像のみで、描いていこうという試みの映画ということも、面白いですね。

監督は、「ココ・アヴァン・シャネル (2009)」を撮っているアンヌ・フォンテーヌで、女性監督らしく、メイキングを観ても、厳しく、こだわった作りです。べアールがいかに表現し、監督の要求に応えていくか、監督との対決も、見ものの映画ですね。

恍惚 NATHALIE... 2003年【仏】105分
監督:アンヌ・フォンテーヌ
ファニー・アルダン…………カトリーヌ
エマニュエル・ベアール……マルレーヌ
ジェラール・ドパルデュー…ベルナール
★★★★☆(4.5)
恍惚 [DVD]
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