2012年10月24日 (水) | 編集 |
答えを求めてはいけない。

解説:デンマーク出身の鬼才ニコラス・ウィンディング・レフンの2009年監督作品。北欧神話をベースに片目の戦士ワン・アイの闘いの日々を描く。大自然の中で描かれるのは、サディスティックなまでの戦闘シーン、寡黙の男の計り知れない強靭さ。レフン監督の革新的な映像は『ドライヴ』へと続く彼の才能を物語っている。
『ドライヴ』が、カッコよかったので、「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセン主演である前作も鑑賞。これは、もう、すごすぎます。
ワン・アイは、一言も語らない。
彼に、問いかけても何もかえってこないのだ。
訊ねれば、訊ねるほど、
なぜ、あなたは、訊ねる?答えが欲しいのか?
と、問い返され、
己の弱さを見い出してしまうみたいである。
自分は何にすがろうとしてるのか。
向かう先は、死という絶対的な真理があるだけなのに。

圧倒的なバイオレンスと虚無感。
映像と音のパワーで惹き込んでいく作品で、
これで観せきってしまうのは、すごいですね。
Valhalla Rising 2009年【デンマーク/イギリス】93分
原案・監督:ニコラス・ウィンディング・レフン『ドライヴ』
脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン、ロイ・ジェイコブセン
出演:マッツ・ミケルセン、マールテン・スティーヴンソン、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・サイブス
★★★☆☆(3.5)
あまり関係ないけど、一応、あらすじを。
ストーリーや意味を理解しようとしてはいけないんだと思う。
超自然的な力を持つ、物言わぬ片目の戦士ワン・アイ。彼は長い間、スコットランド人の族長バルデの奴隷として捕らわれていた。バルデを殺し脱走に成功した彼は、世話係の少年アーと共に暗黒の旅に出る。その道中、聖地エルサレムを目指すバイキングに出会い彼らの船に乗り込むが、船は何日も深い霧に包まれ、やがて未開の地へと辿り着く。新大陸の秘密が明らかになるにつれ、バイキングたちは恐ろしい運命に直面し、ワン・アイは本当の自分を知るのだった。

ヴァルハラ・ライジング [DVD]

解説:デンマーク出身の鬼才ニコラス・ウィンディング・レフンの2009年監督作品。北欧神話をベースに片目の戦士ワン・アイの闘いの日々を描く。大自然の中で描かれるのは、サディスティックなまでの戦闘シーン、寡黙の男の計り知れない強靭さ。レフン監督の革新的な映像は『ドライヴ』へと続く彼の才能を物語っている。
『ドライヴ』が、カッコよかったので、「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセン主演である前作も鑑賞。これは、もう、すごすぎます。
ワン・アイは、一言も語らない。
彼に、問いかけても何もかえってこないのだ。
訊ねれば、訊ねるほど、
なぜ、あなたは、訊ねる?答えが欲しいのか?
と、問い返され、
己の弱さを見い出してしまうみたいである。
自分は何にすがろうとしてるのか。
向かう先は、死という絶対的な真理があるだけなのに。

圧倒的なバイオレンスと虚無感。
映像と音のパワーで惹き込んでいく作品で、
これで観せきってしまうのは、すごいですね。
Valhalla Rising 2009年【デンマーク/イギリス】93分
原案・監督:ニコラス・ウィンディング・レフン『ドライヴ』
脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン、ロイ・ジェイコブセン
出演:マッツ・ミケルセン、マールテン・スティーヴンソン、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・サイブス
★★★☆☆(3.5)
あまり関係ないけど、一応、あらすじを。
ストーリーや意味を理解しようとしてはいけないんだと思う。
超自然的な力を持つ、物言わぬ片目の戦士ワン・アイ。彼は長い間、スコットランド人の族長バルデの奴隷として捕らわれていた。バルデを殺し脱走に成功した彼は、世話係の少年アーと共に暗黒の旅に出る。その道中、聖地エルサレムを目指すバイキングに出会い彼らの船に乗り込むが、船は何日も深い霧に包まれ、やがて未開の地へと辿り着く。新大陸の秘密が明らかになるにつれ、バイキングたちは恐ろしい運命に直面し、ワン・アイは本当の自分を知るのだった。

ヴァルハラ・ライジング [DVD]
この記事へのコメント
そこに存在する男の姿に支えられているような作品でしたね
これは、感じる作品なんだと思います
物語を捉えてみようとすると、なんじゃこりゃ。になっちゃう、そんな作品かと思います
マッツ・ミケルセンの佇まいに力があふれていて、素晴らしかったです
これは、感じる作品なんだと思います
物語を捉えてみようとすると、なんじゃこりゃ。になっちゃう、そんな作品かと思います
マッツ・ミケルセンの佇まいに力があふれていて、素晴らしかったです
何もわかりませんけど、
すざましい作品でしたね。
それでいいのかなと感じがします。
マッツ・ミケルセンの孤高の姿に存在感がありました。
すざましい作品でしたね。
それでいいのかなと感じがします。
マッツ・ミケルセンの孤高の姿に存在感がありました。
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