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アンナ・カレーニナ(1997)
2013年01月22日 (火) | 編集 |
アンナ・カレーニナ_ソフィー・マルソー

解説:ロシアの生んだ世界的な文豪レオ・トルストイの不朽の名作の、7度目の映画化。1880年のモスクワ。伯爵夫人のアンナは、軍人のブロンスキーと駅で出会 い、そのまま恋に落ちてしまう。だが、二人の関係は事実上の不倫であり、当時の社会通念では決して許されるものではなかった。真実の愛を貫くため、アンナは離婚を決意するが、残酷な運命が彼女を襲う。名指揮者、故サー・ゲオルグ・ショルティが音楽を担当。

尺も短く、テンポが速いので、なんだか、わかりにくい感じでした。やっぱり、原作を読んでこその文芸大作なのでしょうね。虚構に彩られた貴族世界にあらがうかのようなアンナ・カレーニナという女性を通じ、レーヴィンという人物が、人の生き方を悟っていくような作品なんだろうと思います。

何度も映画化されており、映像作品としては、
女優さんそれぞれの美しきアンナ像の表現を楽しむ作品でもあると思います。
ソフィー・マルソーは、柔らかい印象だし、
自分に対して正直に生きるみたいなアンナでしたね。
情景にすっと馴染むみたいな幻影的な感じが、はかないですね。

アンナ・カレーニナ ANNA KARENINA 1997年【英/米】108分
監督・脚本: バーナード・ローズ
原作:レオ・トルストイ「 アンナ・カレーニナ〈上〉 (新潮文庫)
出演:ソフィー・マルソー(アンナ)、ショーン・ビーン(ヴロンスキー)、アルフレッド・モリーナ(レーヴィン)、ミア・カーシュナー(キティ)
★★★☆☆(3.5)
アンナ・カレーニナ [DVD]

◎ソフィー・マルソー関連記事
→『レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち (2007年/仏)


アンナ・カレーニナ_キーラ・ナイトレイ
「プライドと偏見」「つぐない」のキーラ・ナイトレイ&ジョー・ライト監督の『アンナ・カレーニナ』は、2013年3月29日より公開されます。脚本は「恋におちたシェイクスピア」のトム・ストッパードが執筆。キーラ・ナイトレイなので、浮き沈みの激しそうなアンナの感じがします。
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