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マーサ、あるいはマーシー・メイ
2013年12月28日 (土) | 編集 |
私は、どこに居るのだろう。

マーサ、あるいはマーシー・メイ_エリザベス・オルセン_Photo
ポスターにも使われてるこのシーンは、象徴的でカッコいいですね。姉と姉の夫が交す言葉が聞こえているのか、聞こえていないのか、というマーサが、カーテン越しに映る。問題の本質は、外部の常識では解決できないという感じがします。

解説:サンダンス映画祭監督賞を筆頭に、各国の映画祭で称賛を集めたサスペンス・ドラマ。カルト教団のコミューンから逃走を図った女性が、そこでの異様な体験を思い出すうちに妄想と現実の間をさまよっていく姿を見つめる。主演は、エリザベス・オルセン。精神的に追い詰められていく主人公を繊細かつリアルに演じ切り、本作で映画デビューしたとは思えぬほどの風格を見せつける。メガホンを取るのは、新鋭ショーン・ダーキン。

マーサ、あるいはマーシー・メイ、この不思議な日本版タイトルの響きが、いいですよね。時間の違う2つの場所でのシーンを行き来する物語で、エリザベス・オルセンが、シーンごとに表情を変え、変化をつけていってるのが、うまいですね。

カルトコミニューンの男は、君の役割を探せと言うし、姉の夫は、仕事を探せ、と言うし。この社会の通念や常識、これこそが正しいんだみたいなを語ってて、結局、同じように聞こえてきます。彼女が家を飛び出し、コミニューンの暮らしに入ったのは、マーサと姉の間に、何か確執があったんでしょうね。過去のわだかまりを抱える姉は、なにか遠慮がち。
結局、どちらの場所も、マーサにとっての居場所ではないようだし、彼女自身、どこに立っているのか、わからないんでしょうね。マーサの心の闇の起因は、何が起こったかという事象ではなく、私をひとりにしないで、というところなんでしょうか。

カルト教団を題材に、この社会の中で抱える主人公の心の揺れを、うまく描いていってるところが素晴らしいです。

マーサ、あるいはマーシー・メイ 2011年【米】102分
MARTHA MARCY MAY MARLENE
出演:エリザベス・オルセン、ブラディ・コーベット、サラ・ポールソン、ヒュー・ダンシー、ジョン・ホークス
★★★★☆(4.0)
マーサ、あるいはマーシー・メイ_エリザベス・オルセン_Poster
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