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色彩の詩人シャガール展へ行った。
2008年10月16日 (木) | 編集 |
シャガール展

シャガールは、ロシア(現在のベラルーシ)生まれで、
後年フランスを中心に活躍しました。(1887-1985)
兵庫県立美術館 2008年9月6日~10月15日

「ユダヤ劇場」の壁画など、シャガールの初期から晩年にわたって制作された約150点の作品でかなりの量でした。色の美しい作品も、引きつけられるんですが、私は版画が、かなり面白かった。挿画に使われてるものなので、顏の描き方がユーモラスで、極端に人物が誇張され、それが面白くて。ストーリーが浮かぶような微笑ましさがありました。

いつも絵ハガキを2~3枚買うんですが、
有名そうな絵は大判ハガキになっていたりして、ずるい、値段が高いやん。
絵ハガキも、いかにも売れ筋絵柄ばっかりで、いいものが、ない。
版画絵の絵ハガキがないので、どうしようかなぁ~と迷ったあげく図録を買ってしまいました。
図録って高いですねぇ。

あと、
兵庫県立美術館について前々から思ってることも書いとこ。
どうもこの建物、何か、へん。
基本的に1階チケット売場から3階展示室入口まで、吹き抜けの階段を使って上がるように考えられているようで、足の悪い方や高齢者の方は不便だと思うんですね。一応、エレベーターもあるのですが、隠すように設置されている。土日のように来場者が集中した場合、狭い場所でひしめき合うことになってしまうんです。3階に着いても、狭い吹き抜け廊下を歩いて入り口まで移動しないといけないし。なんだか、作った人も運営する人もうまく活かせてない感じ。
お役所が、安藤忠雄先生におまかせ、で作ってしまったんだろううなぁという気がします。ネームバリューで何年かは人が呼べると思うけど、また来ようかなという心地良さが感じられないのは弱点でしょう。後々、こんなもんなんで作ってん、といわれんように、ここに足を運ぶ価値というものを生み出していって欲しいですね。
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