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フィクサー
2008年10月25日 (土) | 編集 |
もみ消し屋さん、“フィクサー”のお話。

弁護士事務所に務めるマイケル(ジョージ・クルーニー)は、誰もやりたがらない、もみ消し仕事ばかりやらされている人物だ。彼自身、この仕事にうんざりもしているのだが、ギャンブルで借金もあり、なかなか抜けきれないでいる。そんな時、大企業の集団訴訟にかかわっていた同僚弁護士アーサー(トム・ウィルキンソン)が頭がおかしくなったような行動を起こしだす。同僚アーサーは、あまりに汚い企業側のやり方に、正義なのか、精神が崩壊したのか、
あらいざいをぶちまけようとしているのだ。

フィクサー2
焦った企業側の法務責任者カレン(ティルダ・スウィントン)は、
自分の判断のもと、なりふり構わぬ行動に出てくる。
つまり、殺し屋に、弁護士アーサーの始末を依頼するのだ。
何度も何度も鏡の前で、見繕いを確かめ、スピーチの練習をする彼女のひきつった顔が印象的だ。時間軸を前後して、このシーンが挿入される。
きっと、このポジションまで、がむしゃらに登りつめてきたのかなということや、この立場をなんとしても手放したくないという彼女の焦りが伝わってくる。

この物語の、“フィクサー”とは、彼女のことも指しているのかなと思う。

フィクサー1
やがて同僚の死を調べるマイケルにも、殺し屋の手が迫り始める。
マイケルの方は、自分のポジションに対して満足してない。なんとか自分の現状を打破したいと考えているわけです。
企業法務責任者カレンは、“もみ消し屋”となっていく、
もう一方の弁護士マイケルは、“もみ消し屋”から手を引きたいと考えている。
立場が違うが、悩む“もみ消し屋”二人の気持ちを通じ、正義だとか悪だとか関係のない焦点でのドラマにしているところは、うまいなぁと思う。誰だって、自分の立場に不満、不安を抱えたりしてますもんね。一応、弁護士さんドラマにして、最後、一泡吹かすところも作ってあり、娯楽映画として楽しめるようになってるし。完成度は高い。
監督は、『ボーン・アイデンティティー』の脚本家トニー・ギルロイで、なかなか、渋い作りじゃないかと思いました。


『フィクサー』 Michael Clayton 2007年【米】
ドラマ
監督/脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー(男優)マイケル・クレイトン
   トム・ウィルキンソン(男優)アーサー・イーデンス
   ティルダ・スウィントン(女優)カレン・クラウダー
私の感想:★★★★☆ 
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